心をスーッと鎮めること
ヨガの古い教典などを紐解くと出てくる、
ヨガは「心を抑止する技術」という言葉。
さて、“心を抑止する”とは、一体どのような意味でしょうか。
こんなお話から始まった、ナビゲーター鈴木めゆのお教室です。
ちまたに溢れている「心がワクワクする事をしましょう」というワクワク。
例えば、恋をしてワクワク。
例えば、やりたかった仕事ができてワクワク。
その最初に感じたワクワクって、続いてますか?
そのワクワクは、原動力になるのでしょうか?
もし、そのワクワクが続くのなら、恋は終わったりしないし、
仕事がルーティン化することはないのかもしれません。
本来のワクワクとは、
心のうつろいを取った【自我意識・本質の自分】のこと、ではないでしょうか?
心のうつろいを取っていき、心を抑制したとき、どうなるんだろう?
そこには『生きる力』があり、
意志の力、精神力につながってゆく。
そんな本物のワクワクに出逢えたら、喜びでいっぱいです。
さて、その本物のワクワクに出逢うために、心をどうやって制するのか?というと。
まず、身体が楽になっていることから始まります。
ということで、ストレッチをスタート。
関節運動
「骨」を意識しながら、
足の指を親指からクルクル
足の指と手の指で握手してキュッキュッ
カカトとヒザを抱えて股関節クルクル
そしたら、動きがいつもと違ってびっくり!『楽』なんですよね〜。
脳の中に骨の動きが記憶されたように動きがクリアになるんです。
呼吸の深さ
深い呼吸とはどんな状態?
浅い呼吸で暮らしてる方がほとんどかもしれない。
肺をあばら骨辺りまであることを意識して、呼吸をする。
呼吸の仕組みを知る。
そうすると、身体は必要な分を自然と吸う。
意識することで、本来の機能をしっかり使えるようになります。
吐くのは、副交感神経を優位にさせてるリラックスのスイッチ。
吸うのは、交感神経を優位にして、元気になるスイッチ。
だから緊張してる時に、深呼吸で吸うと、より緊張してしまうかも?!
緊張している時や、怒っている時、眠れない夜、
そんな時には【吐く】
呼吸は身近な友だちなんですね。
呼吸法で長〜く吐けるようになり、するといつの間にか、その呼吸が自然になるから不思議です。
整えた骨盤のよい状態を、ヨガオビでサポート
そんな深い呼吸のあとに、呼吸を意識しながら、色んなストレッチ。
そんなストレッチの中に登場した、日本の動きシリーズ。笑
こちらの写真は、かまど炊き編。笑
これらひとつひとつの動きが、地味にキツイキツイ。。。
けれども、これらが日常にあった動きなんだと考えると、
文明の進化&ラクさと引き換えに、緩んでしまった現代人の骨盤は・・・仕方ないのかもしれません。
そこで活躍するのが、骨盤を整えた状態をサポートする、こちらの『ヨガオビ』なのです。
そしていつも通りに、ヨガオビを締め、骨盤の良い状態を記憶させながらの、
ナーラーヨガ(座るヨガ・まるみのヨガ・のばしのヨガ・和らぎのヨガ)。
改めて、心や身体の仕組みを理解しながら、アーサナを行なうことで、
移ろう心もいつの間にかどこかへ。スーッと静まっています。
より喜びでいっぱいになって、本質の自分とつながれた至福の時間でした。
今回、奈良ナーラーヤナクラスの代行を務めました、
【ナビゲーター鈴木めゆ】のクラスは、
現在、文京区白山教室や各種イベント、公共機関などで大好評開催中です。
投稿:松岡
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