わたしは、普段鍼灸やマッサージを通して患者様の治療を行っております。
この度は、このナーラーヨガを受け、色々な効果を身を持って実感することができました。
しかも、その効果は鍼灸やマッサージの治療効果と類似する部分もたくさんあると感じました。
鍼灸やマッサージでも重視しているのですが、ナーラーヨガにも感じたもの、
それは身体におけるニュートラルの状態です。
わたしたちが行っている日常生活の動作は、多くの関節や筋肉が複合的に連動してなされています。
例えば、体幹を曲げ伸ばしする際は、骨盤と脊柱(背骨)、
そしてそれらを動かすために必要な体幹から下肢に繋がる多くの筋肉が連動して動いています。
生活の中では連動を実感せずに動かしているので、
それぞれの人の生活により、様々なくせがつき、少しずつではありますが、歪みが生じてきます。
筋肉を使いすぎる生活をしていれば、その部分の筋力は増加しますが、筋肉自体は硬くなりがちになります。
そうなると、関節可動域は減り、歪みが生じやすくなります。
また、筋肉をあまり使わない生活をしていれば、筋肉の柔軟性は保たれることが多いのですが、筋力は弱る傾向にあります。
そうなると、関節に十分力を伝えられなくなり、歪みが生じやすくなります。
つまり、筋肉で考えれば硬さと柔らかさのバランスが保たれた状態。
それがニュートラルです。
これらの筋肉や可動域のニュートラルだけではなく、
呼吸や脈拍、血圧や消化吸収などを行う自律神経系、ホルモンの分泌を行う内分泌系などニュートラルを基本にし、
必要に応じて調節している機能がたくさんあります。
このナーラーヨガは身体の歪みを実感することから、ニュートラルという状態を意識付けできるようです。
シンプルなポーズの反復刺激とゆっくりとした呼吸法が特徴であると感じました。
自分の身体に隠された歪みを知るきっかけになり、楽に調節できることを体感しました。
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